WOTのリプレイ動画です。
・SU-100/砂の川(西)
Mバッチではないが、らしい粘りで、ひっくり返した試合。
攻めるにしても、守るにしても、如何に、戦力を集中させるかが大事。
数で勝っていても、バラバラに攻撃しては、詰めきれない事が良くある。
タイミングを合わせて攻め込まないと、各個撃破されて、逆に不利になる。
中盤まで優勢だからといってイケイケで攻めて全滅するパターンも良く見る。
初心者は、攻める事しか考えていないので、飛んで火に入る夏の虫になり易い。
それだけ、守りに回られると、崩すのが難しいという事である。
場合によっては、優勢でも、一旦、攻めるのをやめ、待つのも手である。
数的に有利であれば、味方が上がってきて、態勢が整うのを待つとか、
微妙な戦況であれば、相手が動き出すのを待つとか、
とにかく、意図的に「待つ」という行動が取れるようになると、違ってくるだろう。
・StuG III B/ミンスク(北)
マッチングが偏って、実力差が大きい組み合わせになると、一方的になり易い。
動きを見れば、初心者だと、すぐに分かる。
逃げ方も隠れ方も甘く、対応能力が低いので、あっという間に撃破されてしまう。
あちこちで戦線が崩壊し、数も減らされ、そこからは、まともな戦いにもならない。
囲まれてしまえば、対応のしようもないからだ。
このような場合は、さっさと諦めるしかないのだが、
そのような状況でも、せめて1キルでも、という意識が大事だと思う。
劣勢の中でも、キルを取れるという事は、優勢であれば、より楽にキルを取れる。
より多くのキルを上げるには、キルに対する嗅覚が大事になるからである。
これは、漫然とプレイをしていては、なかなか身に付かない。
キルし易い相手を瞬時に判断して、積極的に取りにいかなければ、
味方に先に取られてしまう事になる。
優勢であっても、同様で、キルが取れるなら、積極的に取っていくべきである。
・Sentinel/ジークフリート線(南)
中盤までは、むしろ、役立たずな状態であったし、与ダメもロクに稼げていない。
稼ぎの大部分は、終盤における防衛&カウンターアタックによるもの。
とても与ダメ1000以上稼げるようには思えない出だしであったが、
終わってみれば、Mバッジ。
つまり、必ずしも、序盤から活躍する必要はない... という事である。
序盤で暴れ周り、早々に爆散し、チャットに文句を垂れ流す輩が多いが、
これらの大分部は、自分の下手さにイライラして、周りに当り散らしているだけである。
毎回、序盤で退場となれば、試合を通しての展開も経験出来ず、下手なままなのである。
上手くなるには、試合を通して「大事なところ」を覚える必要がある。
序盤でザコを1台2台倒したところで、試合の大勢には、それほど影響を与えない。
そのようなザコは、放っておいても、そのうち、いなくなる。
問題なのは、相手の手練を、どれだけ抑えられるかであって、ザコに用はない。
大部分の試合では、上級者数名が、キル数の大部分を占めている。
つまり、そのような手練を、如何に抑えるかで、被害は格段に変わってくるのである。
残りがザコだけになれば、そこからの逆転も、十分可能になる。
しかし、手練が残っていると、なかなか簡単には、勝たせてくれない。
そういう「キーマン」を見分け、きっちりと抑え、可能であれば撃破する、
試合の中での「大事なところ」とは、このような話である。